2013年05月07日

藁の楯

藁の楯を観てきました。

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映画館は丸の内ピカデリーです。
連休明けの平日とあってか、ほぼ貸切状態でした。



この物語の発端はこんな広告が新聞記事に載ったことから始まる。

「この男を殺してください。
 名前・清丸国秀。
 お礼として10億円お支払いします。」


それは孫娘を殺された資産家が
加害者の凶悪犯に懸賞金を掛けた広告でした。


腕利きのSPがその凶悪犯・清丸を福岡から東京の警視庁に移送するという話です。
あらゆる手段で清丸を狙う人々。


一般の人だけではなく、警察官までも彼の命を狙うことに。


飛行機がだめになり、移送車、新幹線、
一般の乗用車…と
さまざまな形で清丸は護衛されながら移送されます。


あなたは10億くれるといわれたら人を殺しますか?
おそらくほとんどの日本人はNOと答えるでしょう。


誰でも良心があるので、たとえ10億円をもらったとしても
その後の人生は円満とはいかないのは
想像に難くないでしょう。


しかしこの映画には10億円と引き換えに
これをやってのけようとする人がたくさん出てきます。


むしろやらなければならない、という人々ばかりです。
人それぞれに抱えている人生が違います。


私が最初に感極まったのは、
伊武雅刀さんの説得のシーンです。
若いときから切れ味のある俳優さんでしたが年を重ねて
貫禄というか風格というか、とても重みのある、味のあるいい演技をしています。


そしてなんといっても大沢たかおさん。
清丸と一対一のシーンは本当に素晴らしいです。
本当にいい俳優さんだと思います。


この映画を観たあとはなんとも後味の悪さを感じました。
ただ、少しだけ救われたというか
ほんのひとしずくの希望が見いだせる映像があります。


それが観れただけで、
観客は少しはほっとできると思います。


藁の楯は全編息つく暇がない緊張感張り詰めた作品。
バイオレンスあり、カーアクションありでけっこう過激な描写があります。
しかし人間の感情も丁寧に描いたエンターティメント大作です。


おすすめの映画です。
もし観れたらぜひ映画館で。


この藁の楯は、木内一裕さんが書いた小説を原作にした映画です。
小説を読むのであれば、ぜひ映画を観たあとに!



藁の楯 (講談社文庫)



posted by ゆう at 22:22| わ行 の映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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